学校のお勉強?~暗記と理解~

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あくまでも個人の経験に基づく感想です。

暗記と理解

私たちが普段「勉強」と呼んでいるものは、実際にはいろんな観点からもう少し細分化することができて、「暗記」と「理解」に分けることもできる。

この二つを区別しておかないと少し勉強がつらくなるかもしれないというか、この二つを区別していないと勉強がつらくなったときになにがつらいのかを見つけにくいかもしれない。
こんなことは別に知らないままでも、嫌いな科目は嫌いなままでも、そのまま生きていくことはできるしそれは本人の自由だけど、もし嫌いな科目を嫌いじゃなくなりたいと思う人なら、やれることはきっといろいろある。

ちなみに私は社会がとても苦手で、通知表では2か3しかついたことがなかったし、社会が苦手なまま大人になり、そんな私がなぜか社会保険労務士になったのだった。
人生なにがあるかわからない。

英語

中学のときの英語教育を思い出すと、文法もほとんど教えられないまま突然話が始まったと思う。
“Stand up. Hello, everyone, how are you?” “I’m fine, thank you. How are you?”

あとになってから文法を教えられると、
「なぁんだ、そういうことだったのか」
「もっと早く教えてくれたらよかったのに」
と思ったりするけど、そもそもの英語の単語や文の「暗記」の蓄積があったからこそ、あとから教えられる文法に納得できるのだと思う。
なので、外国語に関しては主に「暗記→理解」なんだろうな、と思う。
それにしたって、もう少し早く教えてくれてもいいとは思うけど。

それで、文法を理解したら、理解した文法をまた暗記する必要がある。
けど、もうすでに理解したことなので、それを覚えることを「暗記」とは感じないかもしれない。

低次から高次へ

たとえば、中学からの(今は小学校からの)積み重ねで単語や言い回しをいくつも覚えているという前提条件があり、中学や高校で文法の話が始まって5文型を理解し覚えると、そうして初めて、次のステップとして、「否定語が文頭にきたら倒置する」とか、そういう例外を「例外」として認識できるようになって、「理解」できるようになったりする。
「理解」できたからこそ、その内容を「暗記」もできる。
低次のものを暗記→理解することで、より高次のものを理解→暗記できるようになる、ということだと思う。

このことは外国語の科目だけではなくて、暗記と理解の順番とか頻度とか割合が違うだけで、他の科目も同じだと思う。

数学

特に数学は、以前やったことを暗記できていないようだと、次にやることが理解できないのは当然、というところがかなりあると思う。
一次方程式をわかっていない人が二次方程式を理解するのはほぼ不可能だろうし、二次方程式と因数分解を理解していない人が二次関数を理解するのは大変な困難だろう。
三角比を理解していない人が三角関数を理解するのも大変だろう。

だから、現段階ですでになにがわからないのかがわからない場合、小学校の教科書まで、あるいは中学校の教科書まで、戻ってやったほうがいい場合もある。
何年も前の学年の内容まで戻れと言われると、自分がちゃんと成長していないと言われてるみたいで少し抵抗がある人も、もしかしたらいるかもしれない。
でも、何年も前の内容まで戻ることができるのは、その人自身が今までちゃんと成長してきたからこそで、かつ、今後も成長していこうとしているからこそなので、誇っていいことだと私は思う。
その向上心と粘り強さに敬服する。

小学校の算数から全部解く

具体的には、小学校や中学校の教科書や参考書などにある章末問題のようなものを片っ端から解いてみるとよいと思う。
解答に詰まったもの、間違えたものがある場合は、つまづいた問題の単元のページに戻って解説を読み、理解し、覚える必要がある。
解いてみて、もしスルスル解けるなら全部解かなくても、大問ごと難易度ごとの半分だけ解くのでもいい。「解ける」という確信が持てるまで解く。

ほんとにそんなに前の内容まで戻ったほうがいいのかな?と疑う場合でも、今の実力の確認テストだと思って解いてみるのはありだと思う。
実際に解いてみて間違える問題があれば、つまり、やはり戻ってやった方がいい状況だろうとわかる。
解いてみてやっぱり全部スルスル解けるということなら、今までやってきたことがすべてしっかり身についているとわかって、それはそれで自信にもなると思う。

もし数学が嫌いor苦手になってきているようなら、長期休みなどを利用して、昔の教科書を引っ張り出して片っ端から解いてみるのもありかもしれない。